フランス語学留学2019-2020

フランス語学留学の記録

【仏留学中止】移動制限措置発動中の帰国②〜航空券の確保〜

3月16日(月)、フランス全土で学校が閉鎖された日に、その週のうちにフランスを出ることを決めました。2月初旬に落ち着いたばかりの部屋から出て行く虚しさは、その時にはもうありませんでした。自分が健康なうちに、移動手段があるうちにとにかく帰らなければ、という様々な種類の焦りを感じていました。

 

やらなければいけなかったことは、

航空券の確保

アパートの解約

リヨン・サン=テグジュペリ空港までの移動手段の確保

電気(edf)の解約

スマホ(free)の解約

 

です。優先順位が高い順に並べています。

 

まず、「航空券の確保」について。私はエールフランスのサイトから直接購入しました。代理店の販売サイトで7万円台の便を一つ見つけましたが、往路破棄の可能性が高かったため見送り。その他の便は全て30万円台。そこで、初めてエールフランスのサイトで検索をかけたところ、往復であれば片道3万円台から購入できることを知ります。学生ビザの期間がまだしばらく残っていたこともあり、いつかは戻るだろうという希望的観測で往復で購入しました。空港利用税も含めて約10万円で済んでいます。

 

エールフランスのサイトで購入すると「ライト・スタンダード・フレックス」の3種類からチケットを選ぶことができます。フレックスは日程変更もキャンセルも可能ですが値段はライトの約3倍(購入当時)。スタンダードは手数料を支払えば日程変更可能で、ライトと1万円も値段が変わらなかったため、私はスタンダードのチケットを購入しました。ちなみにライトは通常、変更も破棄もできません。今は、コロナウイルスの影響により払い戻しを受けてくれることがあるようです。

 

月曜日の時点で、火曜と水曜は片道30万円台のチケットしか残っていませんでした。木曜日と金曜日にそれぞれ3便ずつ手頃な値段の便がありましたが、そのうち1便はオランダ経由。EU域内の移動制限が発令されていたので、直行便で取る必要があったことを考えると、残されていた便は4便だけでした。

 

アパートの契約解除が気がかりでしたが、それより先にまずチケットを購入しました。「大抵のことは後からどうにかなる」と信じて、優先順位の高い順から順番にこなしていく大切さを学んだように思います。